2020/04/16 08:55


ギャラリーSORAの実店舗は温泉観光地で有名な湯布院のメイン通りの真ん中に2016年三月にOPENしました。当時は湯布院人気で国内観光客が多数訪れるに加え、海外からの旅行客の増加でこの湯布院の通りはごったがえしていました。


OPENして一月余りであの大分熊本地震が発生。店も甚大な被害を受け、半数近くの陶芸作品が破損しました。賑わっていた通りも人が消えてゴーストタウンになりました。お店は建物には被害がなかったので余震が収まった二週間後に営業再開し、政府の復興支援政策で徐々に観光客は戻り、少しずつ賑わいを取りもどしました。最近では外国人観光客も増え続け、昨年の夏以降は、日韓関係の悪化により韓国人観光客は激減、それでも中国人、アジア系、欧米の外国人観光客は増加していました。そんな折に今回のコロナによる異常事態で外国人観光客は消え、日本人観光客もいなくなりました。



現状の売上では到底店舗を維持することは困難で、この先いつまで続くのか分らない状況で、観光商売のあり方を見つめなおし、急遽ネットショップを立ち上げました。

ギャラリーSORAは湯布院在住20数年の陶芸作家肥後博己と仁美がオーナーで、二人の作品を中心として、陶や竹、和紙、木工、ガラス、アクセサリーなどこだわりのモノ作りをしている作家のセレクトショップです。ひとつひとつ心を込めて作っている作品を湯布院という観光立地を利用して日本国内のみならず、世界各地からの観光客に手に取って観てもらい、手作りの心を沢山の人に伝えると共に若い作家の支援、応援をしたいとの想いがギャラリーSORAのコンセプトです。








いつになったらこの事態が収束するのか分からない先の見えない状況下で、手作り作家はハンドメイドフェスタや展示会がなくなり、作品の展示販売の場所が極めて少なくなった現状で、どうにかネットを通じて『手作りの心』を広げていけたらと願っています。様々なストレスが多い今こそ、作家が心を込めて作った作品で少しでもほっこりして頂ければ幸いです。